日本人の食に寄り添う!居酒屋で日本酒を堪能するコツとは

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日本酒と呼ばれる所以とは

好きなお酒は何ですか?
100年前にこう聞いたとしたら、ほとんどの方は日本酒と答えるでしょう。
なぜなら、洋酒が日本で流通し始めたのは明治以降であり、それまではお酒といえば日本酒だったからです。
開国以降、食の欧米化が進み日本国内でもビールやウィスキーが飲まれるようになりました。
国税庁発行の酒レポートによると、平成24年には日本酒の販売量が、
酒全体の10パーセントに満たないほど落ち込んでいるのです。
まさに日本酒は危機的状況にあるといってよいでしょう。
そもそも、なぜ日本酒という名称がつけられているのでしょうか?

 

それは、日本で古くから作られてきたお酒だからです。
稲作が行われていた地域では、神への捧げものとして日本酒が製造されていました。
それが次第に産業となり、江戸時代では酒屋が金貸し業を営むほど儲かっていたのです。
産業となるほど拡大するには、美味しいことが第一条件です。
当時の日本は、外国から食物を輸入していませんでした。
つまり、すべて国産の食材を用いた食生活だったのです。
そんな生活の中で発展してきた日本酒は、まさに日本人の味覚に根差した味わいといえるでしょう。
日本酒を気軽に飲む場所として挙げられるのが居酒屋です。
大衆的な居酒屋では、ほとんどのお店で日本酒を置いていますよね。
また、地産地消が謳われる昨今、国内の原料を生かした料理が流行っています。
そのお供として、もう1度日本酒を見直してみようという動きが始まっているのです。
そこで今回は、日本酒の魅力と居酒屋で美味しい日本酒を飲む方法をご紹介します。
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日本酒の製造過程

日本酒とは、お米を原料とした醸造酒のことです。
醸造酒というのは、原料を発酵させることでアルコールを生み出すお酒のことを指します。
同じお米を原料としたお酒が韓国のマッコリです。
飲んでみるとわかりますが、同じ原料でも全く味や香りが異なるのです。
その秘密は、製造過程に隠されています。
日本酒は、玄米の精米から始まります。
精米されたお米に水を加え、寝かせておくことで米を丈夫にするのです。
その後、米を蒸して柔らかくすることで、麹が入り込みやすい環境を作ります。
日本酒とマッコリの1番大きな違いは麹です。
日本酒は蒸した米に米麹を加えるのに対し、マッコリで使用されるのは麦などの麹なのです。
麹によってデンプンへと変換されたお米からアルコールを生産するのが酵母になります。
お米と水、米麹、酵母の4つが上手く組み合わさったとき、美味しい日本酒が完成するのです。
麹や酵母は、酒蔵のような環境で自然培養されてきました。
日本酒特有の風味は、酒蔵から生まれたといっても過言ではありません。
美味しいお酒を生み出した酵母や麹を、安定して供給すれば品質を一定に保つことが出来ます。
それを目指して、酒職人たちは酵母の純粋培養を続けてきたのです。

より質の高い酵母を生み出すためには、乳酸菌が使われます。
現在では、乳酸菌を直接加えて生産量を増やす工夫を行っているところがほとんどです。
しかし、乳酸菌を人工的に加えるのではなく、
酒蔵に増えるまで待つという製法も、数は少ないですが存在しています。
それぞれ味に特徴があるので、居酒屋にいったときは飲み比べてみましょう。
 

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